はじめに
お久しぶりです、Xyrox です。
本日からまた、ガジェットなどについての記事を更新していきたいと思います!
2ヶ月ほどお休みしてましたが、これからはまた通常通り、定期的に更新していきたいと思ってます!!
ということで、本日は何かと話題となっているahamo、povo、SoftBank on LINE、Rakuten UN-LIMIT VI について解説していきます。
これらは全て、いわゆる「大手キャリア」が打ち出した値下げプランですね。どのプランも3、4月にスタートする新プランです!
まずは、これらのプランを軽くおさらい。
ahamo
NTTドコモが打ち出した新プランです。最大手3社の中では一番手に発表を行い、話題となりました。
確かに、これがスタンダードになるのか、、と思いましたね。今まであったギガホ・ギガライトと比べると圧倒的な安さです。
SoftBank on LINE(仮名称)
SoftBank も新しいプランをすぐ打ち出しました。ahamo と条件はほとんど同じですが、LINE アプリのデータ使用カウントがされない点がアドバンテージ。
LINE でビデオ通話などをたくさんする方には魅力的ですね!
povo
3大キャリアの中では一番発表が遅かったau のpovo。特徴としては、5分かけ放題は標準でついておらず、その分オプションとして月額500円で提供されます。このオプションをつけると、ahamo とSoftBank on LINE と値段は横並びになります。
通話を全く使わない方にはこれかも。
ahamo、povo、SoftBank on LINEの注意点としては、以下の3つが挙げられますね。
- キャリアメールが使えない(docomo.ne.jp, ezweb.ne.jp, softbank.ne.jp など)
- サポートが受けられない(申し込みもWebのみ)
- 家族割・端末割引などは受けられない
RAKUTEN UN-LIMIT VI はかなり異なるプランなので、本記事では割愛させていただきます!
今回は、キャリアメールについて+キャリアメールの代替案を紹介します。
キャリアメールとその代替
キャリアメールは、名前の通りキャリアに契約したときにもらうメールアドレスです。電話回線契約がないともらえないメールアドレスですので、信頼性が高いといわれています。
LINE アカウントも電話番号1つについて1アカウントだよねぇ
キャリアメールも同じように回線契約について1つ、というイメージ。
しかし、キャリアメールでないと登録できない、なんてことは普通はないです。別にキャリアメールだからといって、優遇されることもないので、正直必要性はほぼゼロです。
私のキャリアメールには迷惑メールがたくさん送られてきますし、その量はフリーメールとさほど変わりません。確かにフィルターをかけることがキャリアメールではできますが、フリーメールの自動迷惑メール振り分けも最近は高精度化してきているので、使いづらさは感じられません。
今までのキャリアメールに登録していたアカウントは、新しくフリーメールのアカウントを作り、そちらに移行すれば解決します。
フリーメールの代表格は、Gmail, Yahoo Mail, Outlook Mail などです。
Outlook.com は、Office に入っているメール・スケジュール管理ソフトとは別物!
同じMicrosoft が提供しているっていう点だけが共通点です。
それぞれを詳しく解説していきます!
Gmail (Google アカウント)
Gmail はご存知、天下のGoogle が提供しているフリーメール。Google アカウントを作成するときに設定をします。
Gmail はスマホでGmail アプリを入れることで、簡単にメールのチェックをすることができます。
Gmail のおすすめポイントは、Gmail に付属するGoogle アカウント。このアカウント、何かと便利です。
まず、Google アカウントを持つことで、Google が提供する様々なサービスを無料で使うことができます。15 GB のファイルをクラウド上に保管できるGoogle Drive。Word, Excel, Powerpoint の代わりとなるGoogle Docs, Spreadsheets, Slides。YouTube ではGoogle アカウントを登録すれば、好きなチャンネルを登録したり、後で見たい動画をなどなど、使える機能が盛り沢山。
これだけではなく、Google アカウントは他のアカウントと同期するのが便利です。例えば、ビデオ通話のZoom。もちろん、アカウントがなくてもビデオ会議に参加はできますが、自分が主催したい、となるとアカウントが必要になります。
Zoom アカウントを作ると、また1つパスワードを作る必要がありますよね、、
この悩みを解決してくれるのが、Google アカウント。Google アカウントを通して登録すればOK。
他には、ネットで言語学習するときに私がよく使うDuolingo。こちらもGoogle アカウントで登録できます。
家計簿アプリの2大巨頭とも言える、マネーフォワード ME とZaim はどちらもGoogle アカウントで登録できます。
こんな感じで、Google アカウントで色々登録できちゃうのが非常に便利。
さらに、Gmail のサイトの受信箱はかなりスッキリ。UI も使いやすい印象。しかし、Gmail はメールをデフォルトで4種類に勝手に振り分けます。これが嫌な方は、設定から振り分けを停止させることもできます。この振り分け、かなり優秀ですが、たまに「プロモーション」タブに大事なメールが転がったり、「新着」と「メイン」の違いがよくわからなかったりなどもあるので、完璧ではないです。
Yahoo メール (Yahoo! JAPAN ID)
Yahoo メールも日本では馴染みのあるフリーメールですね。Gmail 台頭前は、Yahoo が日本のフリーメール市場を独占していた気がします。
Yahoo のフリーメールを作ると、自動的にYahoo ID を登録することになります。Yahoo ID はGoogle アカウントとはまた異なる恩恵をいくつか受けられますね。
まず、Yahoo 系列のアプリが使いやすくなります。
Yahoo ID でログインすることで、Yahoo が提供しているアプリの使い勝手が良くなります。筆頭は乗り換え案内。自分の最寄りなどを登録しておけば、電車の遅れの通知などを受け取れますね。他にもニュースアプリに登録することで、興味のあるジャンルを優先的に表示してくれたり、自分い最適化してくれたりも。
Yahoo 関連の意外なアプリは他にも。洋服通販のZOZOTOWN もその一つ。Yahoo! がZOZO を買収したことで、Yahoo 経済圏の一部に。もちろん、Yahoo ID でのログインも可能。
さらに、Yahoo ID はTポイント、さらにはソフトバンクとつながりがあります。TポイントをYahoo ID と紐づけることで、オンラインでポイントを確認したり、キャンペーンに参加できたりします。
PayPay のログインも、Yahoo ID を使うことができます。この辺りをまとめることができるのは便利。
残念な点としては、あくまでも日本国内でのYahoo メールは、Yahoo JAPAN が提供しているもの。世界的に認知されているわけではないので、先ほどのGoogle アカウントのように、ログインの代わりに使えたりすることは少ないです。先ほど紹介した中ではマネーフォワード ME だけはYahoo ID で登録できます。
さらに、個人的意見として、Yahoo メールのサイトはGmail の物と比べて少し見づらいです。広告も右側にデカデカと表示されて、少しゴチャとした、古い印象があります。
Microsoft Account (Outlook.com)
こちらは上二つと比べるとかなりマイナーですが、Microsoft が提供しているアカウントとなっています。outlook.com、outlook.jp などからドメインを選べます。
正直いうと、マイナーなりの理由はしっかりとあり、Microsoft が提供しているアプリ(Office、Skype、OneDrive) との相性は抜群ですが、それ以外は今一つ、というところ。
別にMicrosoft アカウントがないとOffice が使えないということでもないし、無くても全く生活に支障はないと思います。けど、一応フリーメール、かつ大手IT 企業が提供しているので今回は紹介しました。
まとめ
今回は、携帯の3大キャリア各社が3月から提供する新プランで懸念される、キャリアメールの終了への対応策を紹介しました。フリーメールの代表格としてGmail、Yahoo!メール、Outlook.com があり、これらのアカウントを作り、キャリアメールから移行することが大切です。
さらに、移行にはある程度時間をかけて、確実にしていくことが大事。関係している全てのアカウントを引っ越しさせる必要があるので、契約変更する1ヶ月ほど前から少しづつ移行を進めることがオススメです。
2/12 追記:ソースが不確定ですが、Gmail やHotmail アカウント30億個が流出したという報道がありました。気になる方はパスワードの変更をお勧めします。Gmail などは特にアカウント数が多いことからハッキングの対象になりやすいことは確かですが、Google もその分セキュリティを迂闊にする訳は絶対に無いので、正確な情報が出るまで静観しようと思います。特定の端末でのみアクセスでき、契約ごとに与えられるキャリアメールはセキュリティー上やや上手であるとは考えられますが、フリーメールも2段階認証などのセキュリティー対策をしっかり行っておけば、漏洩のリスクはほぼ同等へと減らせると考えられます。
2/13 追記:やはり、流出報道は今までのアカウント流出をまとめた物であり、今回新たに流出した事実はありませんでした。「パスワードの使い回しを避けること」、「2段階認証を設定すること」を行うことでセキュリティ対策を万全にしておきましょう!
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