どうも、Xyroxです。今日は、Amazonで購入した激安完全ワイヤレスイヤホンを半年程度使用した結果の感想と注意点をまとめようと思います。
Amazon では大量に激安の完全ワイヤレスイヤホン(1万円以下)が売ってありますが、それらのクオリティが気になる方も多いと思います。私が購入したイヤホンが全て、というわけではないですが、ある程度の指標になるのではないか、と思います。
Senzer Q20 Pro
今回購入したイヤホンはずばりこれ!
Senzer というブランドはAmazon で初めて知りました。
正直、名前があのオーディオブランドSennheiser に似ていることは今回は気づかなかったことに、、
これに目をつけた理由は、インイヤー型(耳に入れ込まないタイプのイヤホン)で、かつデザインが水転写でかわいかったから。
インイヤー型は昔のAirPods のタイプのイヤホンです。
そこで、私がいつもAmazon で購入するときにやることを少し紹介します。
軽くリサーチ
軽く、口コミを見たり、ホームページに行ったりします。
Senzer はホームページがありました。正直、頻繁に更新はされてなさそうだけど、、
>>www.senzer.cc<<
ドメインが中国、多分深センを拠点におく企業のよう。2015 年創業と、かなり最近の会社ですね。
ホームページがあるだけまだマシだと思いました。
口コミも、多くは耳にフィットしない、という苦情か、良いですという評価がほとんど。こちらも把握しつつ、購入をすることでがっかりしないで済みますよ。
さくらチェッカーを確認
次に、さくらチェッカーを使います。
ここで調べた結果、ビミョーな判定に。
サクラ度50%超えてたりしたらすぐ辞めるんですけど、商品説明の日本語が不自然だったりすると危険度が上がる「価格・製品」カテゴリのみで危険と表されていました。中華製の格安イヤホンを購入することの自覚はすでにあったので、ここも見逃しました。なんなら、少し怪しいくらいがレビューネタとしてはちょうどいいかも?!
タイムセールで購入
こういうものは、タイムセールで安くなりがちなので、タイムセールを待ちました。すると、いつもは6000円台のQ20 Pro も、4000円台まで値下がり!早急に必要なものでなければ、Amazonタイムセールを待つことがおすすめです。
レビュー
外観
まずは見た目から。
ケースは思ったよりもコンパクト。手のひらに十分おさまるサイズで、ポケットに入れても、まあ大丈夫かな、というレベル。一つ言うとするならば、かなりツルツルした仕上がりなので、手から滑って落とす可能性があるかな。
ケースはマグネットで閉じているので、ひっくり返しても開くことはありません。個人的にはちょうど良い強さの磁力。
後ろは電池残量のランプとUSB-C 充電アダプタ。USB-C はMac、Android ユーザーには特に助かります。Micro USB と比べても挿しやすいし。電池残量ランプも、白色でシンプルになっています。
USB-C は挿す方向が表裏決まってないから、圧倒的に楽です!
正直、ケースに関してはほぼ文句なしです。私も驚きました。
中身
いざ、オープン!といっても、この写真は数ヶ月使った後に撮っているので、傷が多少見られます。笑
確かに、この色付けは唯一無二感が出ている、、
欲を言えばもう少しカラフルなのが欲しかった、、
まあ、そこはお楽しみ要素なのでよしとして、形を見ていきましょう。
イヤーパッドを購入した件
少し不安定な充電接触と、硬い付け心地を改善すべく、取り出した付属品のイヤーピース。
これを付ければ確かに安定、、
おや?充電ができないぞ?!
イヤホンの付属イヤーピースをつけると、ケースにイヤホンが入りません。ということは、充電ができません!
いちいちイヤーピースを外して充電・収納するわけにもいきません。正直使い物になりません。
よっぽど良い代替品となったのが、100均のイヤホンクッション。こちらをすっぽりはめても、ケースに入れるとぴったりはまるので、充電不良も起こりません。さらに、耳へのフィット感も段違い。数ヶ月間イヤホンクッションをつけて使っています。100均のイヤホンクッションであれば、定期的に交換して清潔に保てそうだし。個人的にメリットしかない。
もちろん、たまには外して掃除をすることを忘れないように!
また、インナーイヤー型なので、耳栓のように耳の中を圧迫せず、さらに周りの環境音を完全にシャットアウトしないことで、気配などを感じることができます。イヤホンクッションを入れてしまうと、少しその開放感が減退しちゃうデメリットもあるけど。
あえてそういう商品を選んだんだけどね!
性能
さあ、ここが一番大事。イヤホンが装着できて初めて土俵に立てます。
性能でも大きく2つあります。ひとつは音質。もうひとつは接続。それぞれ見ていきましょう。半年間使って気づいたことをまとめました。
音質に関しては、悪くはない、というレベル。もちろん、聞こえる周波数帯は狭く、狭い中でも特に低音をブーストさせている印象です。
いわゆるドンシャリっていうやつだね。
ヘッドホンや高級イヤホンを日頃から使っている方であれば全く違うと思うかもしれませんが、そこらへんの数千円有線イヤホンと比べると、そこまで劣化はないと感じました。
個人的には、全く問題ないレベルですね。
次に、接続。このSenzer Q20 Pro は、SBC と言う一番しょぼいBluetoothコーデックのみ対応。iPhoneに対しては、標準的なAACに対応しているみたい。ここで、音質の劣化が起きてしまいます。さらに、接続性もイマイチ。
Bluetooth コーデックは、音質にそこまで関係ないみたいですね。
まず、最初にスマホなどに接続すると、デバイスを記憶して、その後はケースから出すことですぐに接続してくれます。これは外出時とかには嬉しい機能です。
ただし、片耳のみを外して、その後タラタラしていると、片耳のみ音声が出力されてしまいます。毎回、ケースから出す時に少し焦らされるのは残念。笑
しかし、これよりも見逃せない欠点が見つかりました。
ポケットに入れているスマホからの接続がブツブツ切れました。これはかなり萎えます。
人混みで聞くと音楽は雑音へと変わります。残念。
ちなみに、スマホをジャケットの胸ポケットとかに入れていると、かなり改善されます。半径30cm以内にないと、音ブツが起きる可能性が十分あります。
いや、ズボンポケットとかバッグにスマホは入れたいよ、、
接続は期待外れです。朝のラッシュの駅構内でこそ、完全ワイヤレスで聴きたいのに、これでは音楽を楽しめません。動画も、聞き取れません。これも、SBCのみ対応だからかなあ。。
追記:こちらのイヤホンはBluetooth 5.0 対応ですが、私のスマホがBluetooth 4.2 対応でした。これが悪い接続性の原因かもしれません!!
また、接続複数のデバイス間で切り替えることはできません。切り替えるのは、直接デバイスのBluetooth を切って、新しいデバイスにつなげる、という手順しかありません。ここは、この値段だから仕方ないことかな。
ちなみに、充電に関しては、ミディアムユーザーの私にとっては問題ありません。週5日、3時間ほど聴いて、週末にケースを充電、というサイクルで、充電が切れたことはありません。
防水も別に問題無し。水没させたことは流石にないですが、汗や雨で不具合が生じる気配は全く無し。
結論
動いている人混みの中で接続性が最悪、と言う致命的な欠点以外は、ほとんど予想を上回りました。値段も5000円で購入できたので、今後もボチボチ使っていこうかな、と思います。
SBCのみ対応のコーデックは、接続地雷の可能性が大きそう。Android勢はaptX対応のイヤホンを買うことをお勧めします!
しかし、このイヤホンを購入して2ヶ月後、ソニーの安めのワイヤレスヘッドホンを購入して、その音質差に度肝を抜かれた筆者であった、、
外出規制なども重なり、最近は出番が極端に少ないです。。
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