こんにちは、Xyrox です。今日は話題のミッドレンジスマホ、AQUOS sense 4 lite のレビューを行っていきます。
楽天モバイルで先行販売されているこの機種は、ドコモなどのMNP で販売されているAQUOS sense 4 の若干スペックを下げたものです。
sense 4 と異なるスペックは、
- 広角カメラ除外
- LTE受信速度やや遅め
- 1 g 軽い
の三点です。
要は、カメラ性能が弱くなったってことだね。
カメラ性能をそこまで気にしていない私にとっては無問題!中身のSoC、RAM に変化がないことはすごく嬉しいポイントです。
この機種、今年のミッドレンジAndroidでも売れに売れているみたいですが、その理由を私のレビューとともに見ていこうと思います。
外見
シルバーを購入しましたが、ブラックの方が置いた時はかっこいいかなと少し後悔。サイドがシルバーになっています。背面はマットなので指紋が目立たず◎。
サイドがかなりラウンド形状なので、持ちやすさはすごく良いのですが、テーブルなどの平らな面から持ち上げるときに滑りやすいので注意!しっかりホールドしたい場合はケースが合った方が良いかもしれません。
ディスプレイの占有率はミッドレンジらしい割合。下には指紋センサーにもなっているボタンがあるので、アゴは大きめ。上のノッチはカメラのところが欠けたティアドロップ型。
ノッチ嫌いな方もいますが、私は気になりませんでした。iPhoneみたいにガバッとノッチ幅が大きく無いからかな。
サイドには音量ボタン、Google Assistant ボタン(これ謎)、電源ボタンの3つが上から順にあります。電源ボタンは若干建て付きが悪いのか、触るとカチャカチャと音がします。
うーん、こういうところが少しだけ安っぽく感じてしまう所以、、
Google Assistant ボタンが個人的にはイマイチポイント。このボタンを使うことが滅多に無いことに加え、意外といい場所をぶんどっています。このボタンがあることから、音量調節ボタンが端末のかなり上の方にあります。手を少しずらさないと音量調節に届かなくなってしまっているのがもったいない!こちらのAssistantボタンを押し間違えることが多い場合は、無効にすることができます。
日本のAndroid スマホメーカーはGoogle にAssistant ボタンを付けろと脅迫されてるのか??笑
左側にはSIM/microSD スロット。爪で引っ張り出せるのは嬉しいですね。
上にはしっかり、3.5mm のヘッドホンジャック。オーディオ好きにはたまりません。
下にはUSB-C 充電口、モノラルスピーカー、マイクなどが設置されています。このスピーカーはかなりショボく、横持ち時にこのスピーカー部分が指で塞がると、音が出ているかわかんなくなるレベルで聞こえなくなりますが、ミッドレンジスマホに求めるべきところでは無いのでこれくらいにしておきます。
充電口はUSB-Cがスタンダードとなりつつあります!Lightning をいまだに使っている某A社、一体何をしているんだ?!
裏面はすっきりしたデザイン。楽天モバイルで購入したので、デカデカと楽天のロゴとかが入っていたらやだなぁと思っていましたが、全くその痕跡もなく、真ん中にAQUOS、下にSHARPのロゴが入っているだけ。特にシルバーカラーだと目立たなくて良いです。
裏面はマットでさらさら感のある仕上げ。若干丸みを帯びているため、持ちやすい印象です。
カメラはトリプルに見せかけたデュアル。空きスペースにはおサイフケータイマークが入っていました。iPhoneをはじめ、現状のスマホの多くで見られる多眼カメラのデザインは今風で悪くない。
使い勝手
1週間使用した結果ですが、非常にサクサク。ミッドレンジSoCのスナドラ720Gも悪くないなぁと改めて思いました。
操作は慣れればこっちのもんです。
ちょっと意地悪して、かなり重そうなゲームをいくつか遊んでみました。PUBG Mobile、Real Racing、Call of Duty Mobile など全て快適にゲームができました。
設定で、画質などは普通、またはその一つ下の物を選択してプレイしました。
大きなフレームドロップやゲーム落ちは無く、サクサクプレイできた印象です。
ゲーム用スマホとして購入したわけではないのですが、趣味程度であればゲームも○です。
aquos sense4 lite は指紋認証が遅い、、という口コミもありました。実際使ってみたところ、何の問題もないスピード感。カンマ数秒で立ち上がるので、基本的にノーストレスです。ただし、指が湿っていたりすると高確率で指紋認証はうまくいかないので、その点は気をつけた方が良さそうです。
雨の中とか風呂上りとかは効かないことが多いです。
メモリは4GB、容量は64GB。4GBメモリなので大量にアプリを開いておくとやや遅くなりがちですが、ストレスが溜まるほどではありません。容量が64GBがどちらかというとより辛い。microSDスロットがあるので写真などのデータは移せますが、アプリなどはこの64GBストレージに入れる必要があります。
ちなみに、Androidの標準システムが25GB前後分取るので実質40GB容量スマホですね...
しかし、このスマホの一番の特徴は電池容量。4500mAh超えのバッテリーを搭載した結果、1日4~5時間スマホを使うヘビーユーザーの私でも3日は持ちます。毎日充電しないで良いだけでストレスフリーになりました。
残充電30%でも全く不安のない生活に病みつきです(笑)
充電も比較的高速で、体感2~3時間でフル充電できるので、ちょっとした隙間時間でも十分充電できる印象です。
カメラ
さあきました。ここが一番ともいえる難所。カメラです。
結論から言いますと、そこまで期待しない方が良いです。デュアルレンズのカメラである以上、素晴らしいものが撮れるとは言えません。
ハイエンドスマホで撮影された風景画やポートレートには全く敵いません。
本機種で撮影した夜の写真はこのようになっています。ぱっと見全く問題無いな、というのが率直な印象。
カメラは別にそこそこで大丈夫と言う方は気にする必要がないですね。
ちなみに、上位機種のAQUOS sense 4 には広角カメラが追加で搭載されていますが、結局はSHARPのミッドレンジスマホレベルのカメラなので、写真が爆発的にきれいになることは見込まれません。とことん良い写真が撮りたい方はiPhone, Pixel, Xperia のハイエンドなどを選ぶ方が期待に沿うはず!!
結論:手ごろな価格で必要なものを網羅した優等生スマホ
価格も3万円台と手が届きやすく、必要最低限のスペックを全て併せ持っている本機種はおすすめするしかないです!数年前の10万円近くするハイスペックスマホと比べても違いが分からないレベルです。強いて言えばカメラがもう少し、と言うところですが、この値段では文句は言えませんね。
バッテリー容量も大きいので、長時間使用ができるのも良い。ハイエンドにありがちな、スペックが良すぎることによるとんでもない電池消耗の心配もありません。
日常ユーザーにとっては、iPhone12の半分以下、iPhone SEよりも2万円安いAQUOS sense 4 lite で十分では無いでしょうか?
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